私たちのゼミで使用するヤフーのメール量が
年末から年始にかけてかなり増え、もうすぐ100%に到達しそうな今日この頃です。
各班、お互いの卒論に活発にフィードバックをし合っている素敵な状態ですね。
こんにちは、宅配便班の片割れ、原です。
前回まではとにかく懸賞論文のファーストドラフトに間に合わせようと、
ひたすらに文章化に取り組みましたが、結果はモデル論文を理解不足によってリトライに。修正を重ねた結果、ケースについてはまずまずの評価を頂いたのが前回でした。
次なる私たちの課題はケース以外の部分の文章の表現や構成を詰めることです。
特に重要な課題は「先行研究」と「考察」。
まず、私たちの先行研究「情報の連鎖」と「経験学習」については
2つ前のブログで紹介させて頂きましたね!
この2つの先行研究の整理の仕方や見せ方、2つを繋ぐ文章の構成など、
私たちは先行研究の執筆にだいぶ頭を抱えていました。
そんな時、私たちを助けてくれたのは
同期の中でもずば抜けて卒業論文作成に力を入れており、
なおかつもう卒論完成の域にまで達しているF1班!
この班はスポーツビジネスに関する海外文献をひたすらに読み、
とにかく先行研究の整理を丹念に行っていた班でした。
(その内容はぜひ“一握りが金を生む”のブログをご参照くださいね!)
セカンドドラフト前日のサブゼミ時、
私たちはそんなF1班を独占し、さっそく先行研究の整理方法を伝授してもらいました。
…既存研究の整理、そこからまだ言われていない課題を抽出という流れを、
ホワイトボードを使って一緒に組み立ててもらったことで、
先行研究がだいぶすっきりさせることができました。
F1班には本当に感謝感謝です。
私たちは助けてもらったお礼にF1班の卒論を読むことにしました。
定量研究の論文を読みなれていない私たちならではの視点を彼らにも提供できれば!
と細かい点までフィードバックをし、
切磋琢磨しながらセカンドドラフトに向けて執筆を続けました。
その日は明日のセカンドドラフトに向けて
ファーストドラフト前の追い込み時と同様、
またまたパソコンルーム22で夜通し先行研究の整理を行いました。
もう、22号館の住人ですね。
そして、14日(土)セカンドドラフト当日の朝、
先行研究の整理とケース部分の微調整をして先生へメールを送りました。
すると、F1班が協力してくれた先行研究のレビューは秀逸とのお言葉が・・・(泣)
しかし、その後のコメントには
「考察部分の記述が浅い」という次なる課題が記されていました。
考察というのは事例から解釈したこと、
また、その解釈を通じて自身が先行研究から目的に対しどんな答えを出したのか、
という論文の中でも重要な部分です。(どれも重要ですが)
そんな重要な部分をこれから夜通し使い果たした頭でやるのは
厳しいものがあったようで…なかなかいいものが思い浮かびません。
そこで、その日は思い切って一時帰宅し、次の日の朝から作業をすることに。
次の日、私は化粧もせず家を飛び出し、図書館が閉館していたために
学生会館というサークル活動などを中心に行う大学の施設に足を運びました。
2人で黙々と考察の部分を練っていると…
「いやー休日も卒論とはねー」
とダンディなボイスが聞こえてきました。
ふと見上げると、そこにはなんと6期生のS本さんの姿が!!
その日はサークルの用事で学生会館に来ていたようですが、
私たちの姿を見て声をかけてくださいました。
S本さんは学生時代、懸賞論文の提出班に選ばれ、佳作を受賞しています。
そんなS本さんは私たちの辛さを察したようで、
さっとコンビニから大量のお菓子と栄養ドリンクを購入し差し入れをしてくださいました。
ちょっとしかお話できなかったですが、
「頑張れよ!」と疲れた私たちの心に元気を与えてくれました^^
そんな先輩の優しさによって気合も入ったところで、
私たちは引き続き考察について考えました。
上記でも述べたように、考察というのは事例の解釈だけでなく、
さらにその答えはなぜ導き出されたのかを描く必要があります。
そのため、自身の考えだけでなく、どういった部分に新規性があるのかを
もう一度、先行研究から整理しつつ記述していくことにしました。
具体的に私たちが注目したのは
「直接経験の中でも失敗経験、さらにはその失敗経験から復活していくステップ」
に失敗経験の重要性が隠れているのではないか
という点でした。
佐川急便の信用の危機という失敗経験から自身の強みを再認識する復活劇は、
ヤマトを見て学習する(関接経験からの学習)際に有効に生かされたと考えたのです。
(詳しくは、3月ごろアップ予定の私たちの論文を読んでください!!)
先行研究からストーリーラインを組みたて、
事例から述べる事の出来る要素を抽出していくことで、
やっと考察の記述を分厚く描くことができました。
そして、再度先生へリベンジ!
考察を書き換えた卒論を提出した約1時間後…冒頭の一文に
「もう完成ですね」
の文字が見えた瞬間、私たちは学生会館で叫び、感動しまくりました!
周りからは冷たい視線を感じましたが(笑)
何度も何度も送り、何度も何度も修正を重ねてきた結果、
ついに卒論が完成に近づいたようです。
その日は私たちにとって大切な記念日になりました。
私たちはお世話になったF1班にお礼メールを送り、
さっそく中間打ち上げのごとく、焼き肉を食べに行ってしまいました(笑)
しかし、目指すは懸賞論文提出レベルまでに質を高めること!!
まだまだ細かい修正を重ねつつ、精進して参りたいと思います。
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